ホールスタッフ
2020年 中途入社 本店
森下 紗也香
「好き」と「憧れ」が
仕事の原動力。
「覚えてもらえていた!」
という感動がきっかけ
もともと純喫茶が好きでいろいろなお店を回っていて、イノダコーヒもお気に入りのお店のひとつでした。あるとき、久しぶりに入ったイノダコーヒの店員さんが私のことを覚えてくださっていて、心から感動したことを覚えています。きびきび動くお店のスタッフさんの姿を見て、自分もそんなふうに働いてみたい、という気持ちが生まれ、中途採用に応募しました。
ホールスタッフとして入社後、ポルタ支店、八条口支店を経て、本店勤務へ。ホールの仕事は入店時のご案内、ご注文、ご提供、お見送りなど多岐にわたります。1日50組以上のお客様のお相手をさせていただくことも。実際入ってみると覚えることも多く驚きましたが、好きな喫茶店なので決して苦ではありませんでした。
イノダコーヒの接客とは
イノダコーヒは雰囲気も料理も、ホテルのレストランに近い感覚があるので、接客もステータスを感じてもらえるように意識しています。ただ、ホテルと違って、お客様と世間話をするなど距離が近い部分も。品格もありつつ親しみやすさもあるのがイノダコーヒの魅力だと思います。
イノダコーヒのホールスタッフは、言われたことをやるのではなく、言われる前にお客様が何を求めているかに気づいて声をかける。例えば、ケーキで迷われていたら、一言声をかけてどういうものを探しているのか伺うといった、目配り気配りを大切にしています。
手厚い先回りしたサービスを目指すと、どうしても必要になってくるのが、スタッフ同士の連携。お客様の様子に気づいたら、お互い声をかけて共有することもあります。一人では完結できないのがイノダコーヒの接客です。
常連さんを先輩から引き継ぎ、新しい常連さんもつくりたい
イノダコーヒに独特の雰囲気があるのは、常連さんの存在も大きいと感じています。本店では、オープンからずっと足を運んでくださるお客様もいます。お気に入りのメニューが決まっていて覚えるのは大変ですが、やりがいにつながります。あのお客様ならこれが好きなのでは?と考えて、お勧めしたものに対して、帰りに「美味しかったよ」と声をかけていただくと、本当に嬉しく感じます。
イノダコーヒのお客様は温かい方ばかり。常連さんもこちらを覚えてくれて、お休みやシフトのすれ違いでしばらくお会いしないと心配してくださることも。そういうお気持ちは、仕事の励みになります。現在の目標は、自分自身のファンになってもらい、新しい常連さんを増やすことです。50年後にも続く常連さんの流れに自分が関われたらいいなと思っています。