厨房スタッフ
2015年 新卒入社 本店
川端 彪夏
イノダで一流を目指したい。
コーヒー好きが高じて
純喫茶に憧れがあり、イノダコーヒの雰囲気が理想そのものでした。求人情報を目にしたとき「これだ!」と飛びついた記憶があります。
厨房の仕事には、コーヒーを中心としてドリンクやデザートを作るカウンター業務とフードを作るスナック業務がありますが、私は、ドリンクを手掛けることが多いです。美味しくコーヒーを淹れることでは誰にも負けない自信があります。
コーヒーは、淹れ方ひとつでその人に合わせた味が生まれます。お店では一定の味で提供しますが、プライベートではお店で学んだ技術を活かして、人の好みや、その日の気分に合わせて味を変えることも。自宅にはこだわりの道具を揃えています。
仕事は絶対に楽しくなる
慣れない頃は、コーヒーがぬるいと注意をいただいたり、オーダーを間違えたり、オーダーを溜めてパニックになったり。ホールの人やお客様に迷惑をかけてしまい悩んでしまう時期もありました。それでも先輩方は、諦めずに根気よく、私に向き合い、しっかりと基礎を教えてくださいました。また、教えるということだけでなく、私の悩みに耳を傾けしっかり話を聞いてくださり、不安に思う気持ちも正直に伝えやすい環境で救われたことを覚えています。乗り越えた今は、新しい仲間が来たときに、その気持ちに寄り添って「大丈夫だよ」と言いながら、わからないことや困ったことを教えるように心がけています。8時間という限られた勤務時間。だからこそ、その時間を楽しく働きたいし、みんなで楽しくしていきたいです。
イノダを選んできてくださっているお客様のために
京都にはたくさんの喫茶店があります。コーヒーにこだわりのあるお店も多い。そんな中、お客様はわざわざうちに来てくださっています。だから私は、その期待にお応えできるいいものを出したいと考えています。普段は厨房の奥におり、お客様との接点はありません。しかし、たまにわざわざ厨房まで美味しかったと言いに来てくださるお客様や、ホールスタッフに言づけをしてくださる方がいらっしゃいます。お客様の顔を想像しながら、これを飲んで美味しいと思ってほしいと考えながら、コーヒーを作っています。
こんな風にポリシーを持って仕事ができるのは、すべて先輩方のおかげです。先輩方は、オーダーがどれだけ来てもペースを崩さず、高い品質のものを順序よく作っていく。どんなに忙しくなっても穏やかな姿を見ると、一言で「カッコイイ」と感じ、見習いたいといつも思っています。